2012/04/21//Sat.
北陸へ・1.5時間の富山
toyama1205.jpg
ESPIO mini / 32mmf3.5 / X-TRA400
K-7 / FA 35mmf2

富山に降りた時にはもう日も落ちようとしていました。
こう、旅で地方の都市に来てみると、普段自分が暮らしている新宿界隈がいかに異常かがよくわかります。
夜の街の明るさ、人の多さ……。
田舎生まれな僕としては、富山市も都会と呼べますが、ちゃんとした夜の暗さがあって、どこかほっとするところもあります。


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富山に降りてみようというのもほぼアドリブで決めたようなものだったので、どこを見ればいいのか、というのはわかりません。
日も暮れているし、寒いし、今回は晩ご飯のついでに街の雰囲気を嗅げればいいかなという感じです。

LXはISO125のFP4が入ったままで、到底撮れる光量ではないので(それでも撮って哀しいネガを作った)、K-7メインにしましたが、結果からすると、ネガの尻尾を終わらせるために何枚か撮ったエスピオのカラーの方が雰囲気にマッチしていました。

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この怪しいのは駅近くの「シネマ飲食店街」。
古いエロ映画館の元に食い物屋が集まってできたというのですけれど……。

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どうもまあ呑喰処の入り口とはあんまり考えたくないような様相。
店の方もやってるのかやってないのか良くわからん状態だったので、素通り。
素通りも何もすごく小さい一角なので、すぐに反対側の駐車場の方に出てしまいますが。

で、こういう知らない街で何を食べればいいのかというところです。
移動は10時間超え、ずいぶん長い一日なような感じで、昼のあのナポリタ……じゃなかった、「イタリアン」を超速で食べて以降何もなし、空腹です。
宿は金沢に取ってあり、明らかに金沢の方が大都市なので、そっちに行けばまず問題ないでしょうが、何かひとつ富山県のお土産も持って帰りたいじゃないですか。

ということで……。





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ウワー。
「富山ブラック」です。
以前、富山土産としてカップめんをもらったことがあり、あのう、そのカップめん自体はさほどおいしくなかったのですけども、真っ黒いスープが大変印象的だったのです。
で、本物はどうなのよ、とネットで調べてみると……実に興味がわく結果です。

「このラーメンはできそこないだ。食べられないよ」

と、某おいしんぼみたいなことをおっしゃる方も多くおり、ラーメンとすら認められないというような厳しい意見もあります。
なにそれ。

しかし、実物を一口食えば、誰でもその理由がよくわかります。
よくある「見た目はこってりだけど、意外とあっさりしてて何杯でも食べられそう!」とかいうのを全く逆に突っ走って、「見た目はしょっぱそうだけど、見た目以上に本当に、真実しょっぱくて、白ごはん何杯でも食べられそう! 大統領でもぶん殴ってやるけどスープ全飲みだけは勘弁な」というのが富山ブラックです。
スープが死ぬほどしょっぱい、チャーシューもしょっぱい、メンマ甘かろうと思うとこれも猛烈にしょっぱい。
このどんぶりの中には逃げ場がないです。

労働者の食い物として開発されたというのもうなずけます。
確かにこれだけ食おうとすると怒り出す方もおられると思いますが、白ごはん。
白ごはんのおかずとして食うとうまいですよ。
一回、ごはんの上に引き上げてから食うんです。で、すかさずごはんも一口食う。ラーメンのくせに。

ごはんをおかわりしたくなったラーメンって初めてだと思いますが、食べてるうちに、しょっぱさ以外は結構良く出来ていると思い始めてきました。
黒い塩分でアタマがやられてきたのかもしれませんが。
結局おいしく食べてしまい、そのままの味では東京などで展開できぬだろうと容易に想像できるので、実に良い体験だったと言えます。
恐ろしいことは、旅の途中、また、帰ってきた後も、疲れた時などにふとこの黒いのが食いたくなる時があったことです……。
うちの方は漁師町で皆おしょうゆと言えば「こいくち」のレッドキャップで、蕎麦だって真っ黒いつゆですがね、これはちょっと参りましたよ。

富山駅には他にも「白海老」を使った天丼のお店などもあり、後ろ髪引かれましたが、何せ白ごはんも食べておなかいっぱいです。
金沢まで電車で1時間弱。
夜は更けていきます。

>> 2012/04/22 00:44
こんばんは

富山ブラック 自分は好きです。
富山でも食べましたが、たまに名古屋へ富山物産展でも来るので必ず食べます(笑い
でも自分の知ってる富山ブラックはそこまでしょっぱくはないんですよ。
やっぱり店によって違うんでしょうね。多少食べやすくしてあるとか。
うーっ、食べたくなってきた。
>> 2012/04/22 19:35
ぐりさん>
こんばんは、どうもです。
これは一番の有名店にして一番しょっぱいと言われる「大喜」という店のブラックです。
店によってけっこう違うらしいですよね。
東京での知名度はまだまだなような気がします。
ラーメンマニアは多いし、そういう人は知ってるんでしょうけど、庶民に浸透はしていませんね。
確実に身体に悪いのですが、多分僕ももう一度富山に行ったら食べてしまうと思います。
後悔するとわかっていながら……怖い食い物です(苦笑)。

>> 2012/04/22 21:57
わー、好きだなぁこの雰囲気。
めがねのネオンにワクワクするような食堂街。
シネマ飲食店街も!
富山ブラックはなんだか凄そうですね。
私は薄口派なのですが、読んでいたら気になってしまいました。
1回くらいは食べてみたいなーご飯付きで!
>> 2012/04/23 23:07
最近思い始めたのですが、夜の写真、特にネオンが入る場合はカラーの方がいいですね。
なんか生々しさモロ出しな感じで。
>> 2012/04/23 23:36
ラサさん>
こんばんは。
食堂街といって、けっこう場末な飲み屋が連なっているんですけれどね。
オツなスナックなんかはこういうところにあるのかな。
それこそ、来夢来人。
富山や福井ももっと歩きたいと思いました。
うーん、全国の街をくまなく歩いてみたい、のかもしれない……。

ブラックは壮絶ですよ。
でも、いい想い出になったし、実際食べたくなるんですよね……。
そう、ごはん付きで!(笑) おかわりします。
>> 2012/04/23 23:37
reemaさん>
こんばんは。
そうそう、それで、デジタルよりもカラーネガの方が雰囲気出してきたりするんですよ。
憎いことに。
でも、モノクロはやっぱり撮りたいし、コンパクトにはカラー入れとくといいかもしれません。









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狛です。
スナップ経由の風景写真、巨樹探訪旅、無計画な遠出の紀行文。
スバル・フォレスターが来て、調子に乗っているようです。

・巨樹探訪旅やってます。・
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