2013/08/25//Sun.
西へ・沖縄 旅の終わり
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LX / CZJ Pancolar 80mm f1.8 / FA 35mmf2 / smc-m 20mmf4
K-7 / DA 21mmf3.2
ESPIO mini / 32mmf3.5 / Presto400

沖縄3日目、そしてこの旅の最終日がやってきました。
東京を出発してから8日目……になるのかな。
多少の疲れと気だるさもあり、旅の終わりと考えると、それも寂しいものですが、終わりの地を沖縄に選んでよかったかもしれません。
晴れ晴れと。
写真もパッといってみましょう。


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3月といえど、沖縄はもう初夏の気分です。
光がまぶしい。

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那覇で市場通りを少しだけ流して、前回の旅行の時にも訪れた喫茶店でコーヒー。
マスターは僕のカメラを見て、かつて自分の店を撮ってくれたという写真家・砂守勝巳の話を聞かせてくれました。
土門拳賞も受賞してる人ですが、それより凄いのは彼の人生で、行方知れずになった米軍人の父(氏はハーフ)を探すためにプロボクサーになり、その後報道写真家になったという……。
写真集も見ましたが、そういう人生を通して見る基地周辺のカラー写真は、やけに胸を騒がすものがあり、強烈でした。
これこそ沖縄のリアルなんだなと思わずにはいられない写真でした。

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車で出発した我々は、今日も行方を決めません。
ガイドブック的な観光地には前回の訪問の時に行ったし、海に入る時期でもないし、やんばるとか、秘境に挑んでみるつもりもない。
海岸線を勘に任せてある程度走ってみて、気になるような集落でも歩いてみようかという話になりました。

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もう名前を忘れてしまった集落。
Y路の突端には石敢當。

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もう暑い。
ブルーシールアイスが進みます。

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防波堤を行ってみて、ちょっとだけ南の海を感じる。
風も陽の光もあったかく、ここでもしばらく寝転がって。


しなやかに 軽やかに
風を感じていたい
ゆるやかに のびやかに
時の流れのままに

(上々颱風「流れのままに」)

ア、ソレソレ。
……なんてね。

沖縄にもいろんな現実があって、本土人のためのリゾート地なんかじゃねえんだ。
などと、夜の市場通りのヨッパライの騒ぎを耳に考えていた僕ですが、海や風や太陽を、素直に気持ちいいと感じることは善いことだし、大事なことだと思いました。
うん、そうでなくちゃ、この旅だって終わらないじゃない。

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車を返し、今度は街中を少し歩くことにしました。

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昼前におなかが空いたら、沖縄独自のバーガーチェーン「A&W(エンダー)」です。
このね、カールしたポテトが食いたかった。
ジョッキのはルートビアで、飲むとおばちゃんがおかわりをドポドポ注ぎにきてくれます。
アメリカンなバーガー屋ですが、どこかアットホームで好きです。

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島路地。

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島カメラ屋。

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何でも「島なんとか」とつければ沖縄風になろうと思い、「島しょうゆ」「島はぶらし」「島サンダル」「島iPod」などとずっと言い続けてウザがられた僕です。
でも、けっこうそうじゃないのかねえ。

さあもうすぐ午後、帰りの飛行機が待ってる。
島モノレールに乗らなきゃあね。

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最後の最後まで旅を楽しもう。
そんな感じでモノレールの窓からも撮り続けました。

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そして、LXのファインダーの中で光景が空港に変わり、ああ、おしまいが来たんだとわかりました。
ちょっと長かった今回の旅。
もうしばらくはできないだろう一人旅のおわり。
今治、広島、博多、佐世保、長崎、沖縄……東京、バイバイ。

空港ではなぜかまた時間ギリギリになってしまい、狭苦しいローコストキャリアーはギュウギュウで、おまけに隣の席が120キロ級のビッグマンで……とか、感傷に浸っている余裕もなく、羽田。
その上、沖縄そばの食い過ぎか、ご同行が急病(腹痛)で、打ち上げも何もなくもう帰ると言い出し、あっという間にポツネンとひとり。
何だかあっけに取られるような終わり方。

でも、それが自分らしいとも思います。
今から思えば、この時は自分の写真展も終わり、旅も終わり、あとは東京から引っ越して、やったことのない仕事に移らねばならなくて……と、不安ばっかりでした。
ここで湿っぽく旅が終わったら、逃げたくなってたかもしれない。
だから、これでいいや。

道に迷いたいだけ迷って、回り道したいだけするような一人旅なんて、もう行けないんじゃないか……そうも思うけど、逆に、何だか知らず上手く運んで、案外行けるようになるかもしれないじゃない。
それはわからないこと。
そう、行く先わかんない方が面白くて、案外期待より良い方に転がるもんだって、それは他でもない、これまでのいい加減な一人旅が教えてくれたことです。

人生は旅だ。
いい言葉だな。
よし、じゃあ次も行ってみよう。



(永いことかかり、追いづらく、すみませんでした。
 またいつか自分の足で知らない土地を確かめに行きたいです。
 カメラを持って。 狛)


>> 2013/08/29 17:56
旅の終わりはやっぱりなんとなくさみしいですね。
それが長ければ長いほど・・
それにしても8日間の気ままな旅に付き合ってくれる人が居るっていうのが良いですね。
一人旅も良いけどふたり旅なら3倍楽しいって思います(^^)
>> 2013/08/31 07:22
ぐりさん>
おはようございます。
旅の終わりのこの寂しさを振り切るために、人は打ち上げやら何やらをパッとするんでしょうね。
おっしゃる通り、長ければ長いほど……日常と非日常がゆるやかに入れ替わろうとしている状況なのだと思います。

ちなみに、行き先・生き方ともに無茶をするので、基本的に付き合ってくれる人はいません(苦笑)。
今回も合流したのは沖縄からの3日だけで……。
それでも考えてみれば、地味な集落に行ったり、無軌道に走り回ったり、やっぱりだいぶ付き合ってもらったことになるのかな。
特に沖縄は何人かで行った方が楽しいかもしれませんね。
ああ、また旅に出かけたい!









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狛です。
スナップ経由の風景写真、巨樹探訪旅、無計画な遠出の紀行文。
スバル・フォレスターが来て、調子に乗っているようです。

・巨樹探訪旅やってます。・
「巨樹を訪ねる」

・写真展(2013.2)・
「旅の、まだ途中」
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