2014/09/28//Sun.
狭い肩身の我が余生
kanda1403.jpg
DP2 Merrill / 30mmf2.8

ある一点から人生が余生になるという、それはどこですか?


それは人それぞれですが、俳句というものは面白いもので、日本人のDNAに深く刻み込まれた記憶がそうさせるのか、「狭い肩身の(7)」と出されると、つい「我が余生(5)」「マイホーム(5)」「都市暮らし(5)」「道路斜線(字余りかなんか)」……などと、反射的に対応せざるを得なくなります。

この優秀かつ洗練されたシステムのおかげで、ハイテックな21世紀においてなお我々の日常にはハイクが溢れているわけですが、会社の窓に貼られた交通安全標語を裏側から眺めながら弁当を食べていて、ふと気付いたのです。

「今点けて! まだ明るいは もう暗い」
という575の、前の5を一番最後に持ってくると、
「まだ明るいは もう暗い 今点けて!」
という凡庸な文になり、俳句だか川柳だかをダメにすることができます。
そういう状況を見ていて口の中でモゴモゴ言ったあげく、ほんとに危なかったのでいきなり叫びましたといった感じ。
しかもちょっとウマいこと言ってるのがかっこ悪いし、警句の役目としてもいまいち役に立ちそうにありませんね。

「古池や 蛙飛び込む 水の音」
「柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺」

という代表的名句も、

「蛙飛び込む 水の音 古池や」
「鐘が鳴るなり 法隆寺 柿食えば」

となり、おじいさんがぼそぼそ呟いてるんだか、鐘が鳴ってるから柿でも食えば? とついでで勧めてるんだか、うすら寝ぼけ感が発生してしまいます。
倒置的手法を取ってる俳句はまずこれで一網打尽ですが、参考に伊藤園・おーいお茶の俳句賞のHPを見ていたら、とても面白く、そんなことはどうでも良くなりました。

日本人の心を大切にしよう!
(だったらどうしてダメにする方法なんて考えてるんだよ、お前は)










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