2015/05/30//Sat.
佐渡へ 佐渡を走る
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MX-1

 早朝の佐渡島。
 ガソリンを求めて放浪する千葉ナンバーの車、一台あり。

 シェル、シェル、エネオス、コスモ……。
 ガス・ステーション、やってねえのよ。
 これは困ったねえ、というFitちゃん。
 ああ、爺さんの軽トラが追い抜いてゆく……。


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 そういえば、昔、新潟県って石油を産出してなかったっけ?
 そう言ったところで、何物でもなし。
 仕方ないから、コスモ石油が開くまで待つ(ふりをして)、その間、対面の海岸線に連なる奇岩を見ましょう。
 おお……。

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 見れば、海がものすごく綺麗!
 海苔がうまくなるというのも頷けるというものです。

 結局、それからまた15キロほど走ったあたりで牧歌的に営業中のエネオスを発見し、おじいさんとおばあさんに給油してもらいました。
 エネおじいさんは、我々の車に積み込まれた旅道具、カメラ、寝起きから脱却できていない我々を見て……というか、千葉という、もはやどこだか知れぬような地名のナンバーを見てか、即座に旅人であると判断したらしく、おまけのポケットティッシュとともに佐渡島の観光地図を渡してくれました。

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 そこで気付くのですが、そう言えば私たち、ろくな地図を持ってなかったじゃない。
 カーナビはあるので、目的地までは行ける。
 しかし、そのベースメントとなる地図といえば、なんか狛が持っていた色物の「日本知図帳(世界遺産とか名所百選とかが漠然と載ってる)」だけでした。
 佐渡島なんて、新潟の左上に載ってるってだけです(※)。

 つまり、いきおい佐渡まで来てしまったものの、どこへ行けばいいのか、ほとんどわかってなかったんですね。
 「ダイ・ハード」のマクレーン刑事から教わったパワー教訓、「武器は現地調達」が思い浮かびますが、それにしても地図まで現地調達とは。
 しかし、マクレーンの教訓がリアルなのか、それとも我々のラック値が高いのか、おじいさんの地図はかなり有用なもので、以後、それを心の支えとして、くるくる走り回りました。

(※スマホ時代という突っ込みは無用に願います。
 実際オムサンはスマホを持っており、食いもの屋はまめにサーチしてくれるのですが、観光や道路はなぜか紙媒体の地図に頼る主義らしいです。地図は読み物だと思っている狛は論外。)


 市街地に入る。
 高い建物がなく、どことなく古いままのような面影もあり、落ち着く街並です。

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 水田ではちょうど代かきの時期。
 背後の山にはまだ雪が残っていますね。

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 これはバス停かな。
 新潟に入ってから、雪よけのためのこういう屋根付きのバス停をよく見かけます。
 雪深い中、こういうところでバス待ってると、かまくらの中にいるみたいな気分になるだろうな。
 トトロの代わりにナマハゲか雪男かウェンディゴでも来たりね。

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 おじいさんの地図の裏側には観光名所のカラー写真が並んでいたりもし、各名所がよくわかります(しかも、いつ撮ったのかしら? というような色あせたような写真、100%フィルム撮影)。
 来る前の予備知識としては、佐渡と言えば金山と能というくらいでしたが、こうして見ると、お寺が数多くあるのだということを知りました。
 島であるゆえの変わったお寺が見られそうで、とりあえずここだ……というおむ師の直感に従って車を走らせることにします。

「ここなら町からそう遠くないと思うけど」
「わからぬ、このちょっと入った感が地獄のハイキングの入り口かもしれぬ」
「だったらやめよう」

 市街地を折れ、田んぼの間を走って行き……

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 あっという間に周囲の雰囲気はこういう感じになりました。
 ほほう、ここが目的地、案内を終了しますってか。

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 美しき春よ、見たことないような草花よ。

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 田にはおたまじゃくし。

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 そして、我々が目指してきたのは、この「清水寺」。
 「きよみずでら」ではなく、「せいすいじ」らしいのですが。
 やはり雪のせいなのか、枯れたような褪せたような色になんとも惹かれます。
 「デスティネーション・佐渡」、ってね。

>> 2015/05/30 09:28
ああよかった。
続きは当分ないのかと思ってました(笑)

佐渡と言えば日本昔話の三年寝太郎が頭に浮かぶのですが・・・
と言うかもうそれしか頭に浮かばないのですが寝太郎は山口県の人みたいですよ。
寝太郎公園という名ばかりのただの広い広場があったりします。

おむさんいいですね、おむさん。
狛さんのおむさん話はなんだかほっこりします。

僕がマクレーン刑事から学んだ事は「とりあえず愚痴っとけばなんとかなる」です(笑)
>> 2015/05/30 18:33
このコメントは管理人のみ閲覧できます
>> 2015/05/31 07:04
地図なしの旅、すごいですね。
2人でハプニングを楽しんでいる様子が
伝わってきます。
私は小心者の心配性なので、下調べをしすぎて
枠からでられなくなってしまいます。

海の写真、透明度があって本当にきれいです。
>> 2015/05/31 19:10
atushiさん>
期待してくださってるみたいで、ありがたいです!
三年寝太郎って、ものぐさ太郎と同じだと思ってました。
手持ちの「架空人名事典」で改めて調べてみたら、同じ「いわゆる寝太郎型譚」であるものの、細部としては違った話のようですね。
なんだよ、「寝太郎型」って。
寝太郎さんの草鞋に佐渡の砂金が……という下りがあるんですね。
そしてそう、山口の人だって書いてあった(笑)。

オムサーン警部は僕と同い年であるので、まさにダイ・ハード世代であり、やはりテレビでやってた野沢那智の口汚い吹き替えしか信じません。
イピ・カイイェーとか、なんて意味かまったくわかりませんが、多分ろくでもない言葉なんだろうなと思います。
刑事のせりふじゃねえですよね、まったく。

まだ続くので、よろしくお願いします(笑)。
>> 2015/05/31 19:15
鍵コメさん>
うふふ、そうですね(笑)。
実際行ってみないことには、東京にある佐渡風飲食店などでは、本当の良さやありがたみが体感できないかもしれない。
佐渡、遠く感じて、実際遠い場所なのかもしれません。
>> 2015/05/31 19:19
ぴよ社長さん>
誤投稿、すみませんでした、載せ直しました(汗)。
カーナビに頼ってるので、ぜんぜんワイルドさはないんですが、確かにハプニングを乗り越えるオフロード感こそは、後で最高の想い出になりますね。
僕も実際は下調べが好きだし、ひとり旅の時なんかはバスの時間から宿の手配まで色々と決めてから出かけますが、今回はこれまた時間がほとんどなくって……。
まあ、下準備しても、けっこうハプニングには遭うんですけどね。

海、きれいでしたー。
海はみんな繋がってるのに、地域でみんな表情が違うのがとても面白いです。








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スバル・フォレスターが来て、調子に乗っているようです。

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