2015/07/22//Wed.
お祭りの夜
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K-7 / SIGMA 28mmf1.8 EX DG

 18時を過ぎ、辺りは暗く、お祭りの灯りはますます明るく感じられてきました。


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 人通りもさらに増えました。
 寂しいと感じることの多い銚子の街も、今日ばかりは総出でにぎわっているという感じです。

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 浅間様のお祭りはお神輿も出ないし、太鼓やお囃子があるわけでもありません。
 むしろ主役は色とりどりのたくさんの夜店であるという感じ。
 昔からそうです。

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 それでも混雑は浅間神社のお山の方に行くにつれて濃くなっていきます。
 みんなちゃんとお参りするのかな。

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 今一度、浅間神社へ、今度はお参りしましょう。

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 うん……まあ、みんながみんなお参りするわけじゃないんだな。
 まずこの急な石段がふるいにかけてくるというわけです。

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 数えながら登っていた男の子いわく、70段弱あるらしいですが、思わず手すりにつかまってしまうような角度でした。

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 初山の風習があるので、子供連れ、赤ちゃん連れの家族も多いです。
 さすがに裸足で登っている人はいませんでしたが……。
 
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 お参りが済んだら裏手から下るのですが、ここがまた一段と暗いです。
 提灯の灯りだけが頼り。

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 きのくに写真館、ストーミィ、さかい……とか、書き文字を読むのも楽しい。
 もちろん知っている店もありますが、やっぱりセンスが昭和……。
 今は昭和90年なんだ!(違います)

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 狛の記憶では、確か昔はこの道にも夜店がずらっと並んでいたような気がします。
 もっと狭くて、もっと暗くて。
 おまけに夜店の類いも、例のどぎつい色のヒヨコや、(多分偽の)傷痍軍人アコーディオン的な、現在では憚られるような怪しいものも多く、おかげさまで「浅間様=こわい」という幼少時のイメージが最近まで拭えませんでした。
 狭いし、道は一方通行だからその前を避けるわけにもいかないし。
 お祭りなのに、楽しいというより得体も知れず怖い、不気味、というあの根源的な印象。
 今はもちろんそういう出し物も無いし、あっても写真に撮るくらいでしょうが、そう理解していても、暗がりの中にどことなくその名残を背中に感じるかのようです。
 
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 降りて来て、メインの通りと合流。

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 (ニュー酔恋、って、どこを取ってもニューじゃねえよなあ。
  文字の組み合わせが天才的なまでにニューじゃない。
  というか、ニューって、新しいって意味じゃなくて、もしかして何かがこう、ニューっと……)

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 唐突にカメラの話をしますと、今日はデジタル一眼レフのK−7に、ものすごくでかいレンズであるシグマの28ミリf1.8というのをつけています。
 単焦点レンズで、刑七に付けると1.5倍ですから40ミリf1.8くらいとなり、まるでパンケーキレンズのような性能ですが、重さ600グラム、フィルター径82ミリという恐ろしい図体。
 それだけで出番が減ろうというものですが、昨年の花火大会を撮ってみたら結構使いやすく、じゃあ夜のレンズにしようと。
 解放値がかなり明るいし、どうせ夜はAFは捨ててかかるので、フォーカスリングがでかいのもありがたい。
 ちなみに18センチまで寄れるのですが、あんまりそういう写真撮らないな(笑)。

 K−7は最近は常時ISO1000以上でしか撮らなくなりました。
 ノイズ製造機、パウダーマシーン。
 でもこのノイズの乗り方が機種特有と言えるのか、独特のもので、なんだか心地良いんです。
 高感度だから夜でも撮れるしね!(裏返しの発想法)

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 そういうわけで、もっと暗いところへ行こうと歩いて行ったら、また銚電の駅に出ました。
 まじで暗いぜ……ここの暗さは昭和期のままのような匂いがあります。

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 味わい深い電灯。
 LED街灯が見たら何と言うでしょうね。

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 架線橋があったので、上から。
 今日はお祭りの臨時列車が増発しているので、車を置いてきた人も多いようです。
 こういう風景も懐かしいし、浴衣ってのもいいよなと思いますが、昔と決定的に違うのは、手元で白く光る携帯端末の液晶バックライトですよね。
 昔は懐中電灯だったよな。
 でかい電池の、ナショナルの(笑)。

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 電車が来ましたよー。
 ようやく来た来た。
 待ってる間に蚊に食われたよ、鉄っつあんも楽じゃないね。

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 プアーっと(合図の音を模したものであり、決して「貧乏」と言ったのではない)。
 出発進行。
 この季節周囲の雑木が濃く、がさがさかき分けるように走ります。
 夜乗ったらけっこうスリリングな感じじゃないかな。

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 銚電を見送ったので、お祭りに戻ります。
 坂を下ってって、僕も帰るとしますか。
 夜店を覗いてくことにしよう。

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 時代感のすごいスマートボール。

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 センチメンタルな金魚すくい。

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 そう、昔はテキ屋さんも見るからに怖い人が多くてね。
 今はどうか知らんけど……今はあまり怖い人はいないですよね? ね?
 けれども、色んな人間模様があるのは確かです。
 僕は、からあげ屋さんの母ちゃんが背負ってる赤ちゃんの足が、いつ何時からあげにならんとも限らぬように見え、心配でたまりませんでした。

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 シャーベット屋さんは早めに撤収準備。
 おマゴさんとやってるのかな。

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 キレのいい突っ込みを飛ばしまくってたいかやき屋さんの母ちゃん。
 なんだかテキ屋さんにライバル意識を燃やしたのか、地元のトリ屋さんが焼き鳥10本で600円とか頑張っていたので、そこもなかなかの列ができてました。
 あー、トリブンのからあげ食いたいが……閉まってるか。

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 夜店通り出口の射的屋さんを見て、おしまい。
 狛はお好み焼きを一丁買って、おみやげにしました。
 ソースてんこもりで旨かったです。

 20時半には撤収命令がかかったようで、短い夏祭りは終わりました。
 銚子はあと大潮まつりと花火大会があるのかな。
 大潮まつりは神輿をドッカンドッカンぶつかりながら担ぐ男の祭って感じ。
 昔、僕のいとこの家に、叔父さんがもの凄い群衆の中で神輿担いでる写真が額に入って飾ってあったけど、写真の左隅の方で、叔父さんはもの凄く苦しそうな顔をしていました。
 花火大会はまた撮りにくると思います。

 ああ、夏なんだね。
 夏はきっと、まだまだ続いてくれるんだね。

>> 2015/07/22 07:34
いいなぁいいなぁ
お祭り気分を楽しませていただきました。
懐かしさ満開(←この満開って表現も昭和ですね)
綿あめは変わらなくても、袋のキャラクターだけは
アップデートされているんですね。
私の子供の頃は、アラレちゃんが全盛期でした。
電車とホームの写真がとてもよかったです。
>> 2015/07/22 21:08
なんとも活気のあるお祭りですね。
いや、狛さんの写真が元気なのか?
(たぶん両方)
夜の祭りを高感度大口径で撮り歩くっていうのも爽快でしょうね。
僕もやってみたくなりました(^^;)
>> 2015/07/23 22:40
ぴよ社長さん>
確かに、キャラクターだけは抜かり無くアップデートされていますね。
逆に、こういうのが写っていないと、いつなのかちょっと怪しくなりそうです。
アラレちゃんは懐かしいですねえ。
僕らだとドラえもん、ドラゴンボール、魔女っ子何とか、しかし私だけは水木しげる先生に傾倒しておりました。
実際大半の子供たちが浮かれきっておりましたが、そういう場に身を置くと、こっちもウキウキしてきます。
ウキウキ、なんてのも昭和ですねえ……。

普段はどんくさいと思っている電車も、こうして撮るとなかなか味わい深いとわかりました。
かと言って追いかけたりはしません(笑)。

>> 2015/07/23 22:45
snap.comさん>
こんばんは。
珍しくこの街の活気を感じることができる大切なイベントだと思います。
そういう中で、僕自身も半分ジャンプしながら歩いていたようでもあります。
こういう時でないと思い切りが付かないような重いレンズなのですけれども、役には立ってくれたと思います。
一眼レフだとミラーショックもあるし、デジタルと言えど、撮った後ほとんど確認しないので、大事なところでぶれたりもしていますが、それはそれで浮かれた気分が写っているようでいいかと思います(笑)。









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狛です。
スナップ経由の風景写真、巨樹探訪旅、無計画な遠出の紀行文。
スバル・フォレスターが来て、調子に乗っているようです。

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・写真展(2013.2)・
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