2015/11/24//Tue.
巨樹を訪ねる 赤谷十二神社の大ケヤキ
niigata1552.jpg
(クリックで大きく表示します)
DP2 Merrill / 30mmf2.8
MX-1

 山を下り、十日町に近い赤谷の集落を走って行ったところに、その大変に巨大なケヤキはありました。

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 一段小高くなった神社の傍ら……おそらく、神社とケヤキの関係は「神社にケヤキを植えた」で合っているとは思うのですが、これだけ巨大に育ってしまうと、「ケヤキの傍らに神社がある」と口走ってしまいそうです。

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 稲田諏訪神社の大ケヤキもとても大きな樹でしたが、こちらはさらに樹高が高く、全体を視界に入れるのが困難なくらいの大きさです。
 幸い神社の境内は広々としているのですが、全体を撮ろうとしたら、どんどん後ずさることになってしまい、あわや石垣から落ちそうになってました。

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 真ん中の大枝が折れてしまったらしく、切断面を板金で保護しています。
 きれいな樹形にならなくなってしまったのは残念ですが、残っている枝からはまだまだ力強さを感じることができます。
 樹高は、データによれば50メートル近い。
 背の高さで鳴らす杉でも50メートルにはなかなか届かない中、ケヤキがこんなにも高く育つものなんですね。

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 もう少し育ったら、神社をひっくり返してしまいそうですが……。

 樹齢は1200年とのこと。
 つまり、稲田諏訪神社のケヤキの1.5倍も生きているということになります。
 同じケヤキ同士だから印象を比べてしまうのですが、この赤谷十二神社のケヤキは、前者よりもぐっと渋い印象。
 こちらからすると稲田諏訪神社のケヤキにはちょっとだけ若さも感じるような気がするのですが……それは隣が小学校だったからかな。
 環境によって、樹も表情を持つのかもしれません。

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 しかし立派な樹。
 感嘆の声しか出ず、何周も周りをぐるぐる。

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 根なんか、まるでとんでもなく巨大な象の足のようです。
 夢中で写真を撮っていたら、20代とおぼしきカップルがやってきたのですが、彼らはなんかすぐ帰っちゃったな。
 この樹を見てもあんまり驚かない人がいるということに僕は驚きますが……。

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 巨木体操をする人。

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 根元にいた蛙もケヤキ色をしていました。

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 案内板。
 稲田諏訪神社では親鸞上人だったけど、今度は坂上田村麻呂が来た!
 レジェンドクラスの巨樹には、やはりレジェンダリーな人物の影がつきものです。
 武運長久の樹……ケヤキの樹皮をお守りにして出征して行った人たち……。
 ちょっとコワモテなのもわかるような気がしてきました。


niigata1551.jpg

「赤谷十二神社の大ケヤキ」
新潟県十日町市赤谷 赤谷十二神社
樹齢:1200年
樹種:ケヤキ
樹高:46.5メートル
幹周:9.5メートル

>> 2015/11/25 07:48
すごい!
巨木シリーズは、いつもすごい!すごい!しか
言葉がでませんが、こんなに大きな
けやきを見た事がないです。
700年代に植えられた木。1000年より前ですか!!
しかも、上まで写真に収まりきれない。

神社の屋根先は、これから木にのみこまれて
いくのでしょうか?
巨木体操をするオムさんがカワイイw
>> 2015/11/25 21:17
巨木体操って(笑)。
でもお陰でケヤキの巨大さがよくわかりました。
やはり大きさを表すのに人物は有効ですね。
体操もしていたほうがいいでしょう、きっと(笑)。
>> 2015/11/25 22:08
狛犬氏がかわいい(*´д`*)
何人で手を繋いだら木を一周出来るのかすごく興味ありますねぇ。
こんなに大きな木に耳を当てて木の中の音を聞いてみたいです。
御神木だから流石に気持ち的に無理ですが( ;谷)

おむさんかわいいw
>> 2015/11/26 06:18
ぴよ社長さん>
まったく僕も、こういう樹のもとに行くと、すげえ! ばかりを馬鹿みたいに連呼してしまいます。
そして、確かにこんなケヤキ、そうあるもんじゃないですよね。
実は、これより太いのには後で出会うことになるんですが、こんな背が高いのは珍しいと思います。
枝がとても長いんですよね。

神社の行く末はちょっと心配ですが、この樹のためなら移動もやむなしでしょう。
祀ってある神様もそう思うはず。
おも氏はもともと小柄な人ですが、この樹の下では豆粒のようですね。


>> 2015/11/26 06:21
RYO-JIさん>
巨木体操です(笑)。
巨木撮影がねちっこく行われているのを待っている間に編み出された独特の体操で、巨木のエネルギーを体内に取り込み、長距離ドライブの疲れをリセットします。
人間モジュールは絶対有効ですね。
そのためもあって、最近はタイマーや三脚も使い始めています。
>> 2015/11/26 06:30
さかしたさん>
巨木体操をしてるおむ氏を見つめる狛犬たちがいい感じだと思います。
コンデジで適当に撮っちゃったのですが、こういうのをメインにして良く撮るべきだったなとちと反省。

この樹の場合は柵もなく、普通に近寄って触れることができるんですが、そうですね、さかしたさんの言うとおり、これだけ圧倒的な存在感があると、そうできない心境にもなるものです。
その心がご神木というものの起源なのかな。
いくつも巨樹を見て行っていますが、慣れることなく、こういう心を大事にしていきたいものだと思います。








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スバル・フォレスターが来て、調子に乗っているようです。

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・写真展(2013.2)・
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