2017/03/12//Sun.
巨樹を訪ねる 御岩神社の三本杉
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K-1 / SIGMA 28mmf1.8 EX DG / FA35mmf2

 茨城県日立市の山中に、古代より霊場として存在し、修験道の道場だった歴史も持つ御岩神社。
 神と仏が入り混じる複雑な信仰体系を持ち、現在でも有数のパワースポットとして知られているようです。
 そのご神木として聳えているのが、巨大な三本杉。
 前回は圧倒されるばかりでじっくり撮れなかった感があり、お正月休みに改めて訪問しました。


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 実は、三本杉は山門の手前にあり、巨樹目当てで行くと、そこで捕まってしまう(笑)。
 ここは気を鎮めて、まずはお参りを果たしましょう。
 ちょうどお正月、初詣にもなります。

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 本殿まで、鬱蒼とした杉林の中を巡ることになります。
 小川を渡ったり、途中にもいくつもの小さな社があったり。
 この林を構成している杉たちも、皆かなりの背丈を誇っています。

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 いかにも霊域であるという空気を感じながら、お参りを果たします。
 伊邪那岐尊、伊邪那美尊、大国主命をはじめ、ありとあらゆる神様を祀っておられます。

 (詳しくは、御岩神社HPでどうぞ。)

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 実は、この拝殿からが本当のスタートで、本当のお参りを果たす人たちは、修験道スタイルで霊山である御岩山を「登山」することになるそうです。
 冬季は閉鎖されるし、なかなか険しいのではなかろうかと思われるのですが、そうして巡っていくうちに総勢188柱もの神様に出会うことができるとか。
 長い歴史の中で、神様も仏様もごっちゃになっているところも、独特な霊場感をもたらしています。
 話には、人工衛星だかNASAだかが宇宙から日本を見た時、一箇所強烈に光って見えた場所があり、調べたら御岩山だったとか……。
 強烈なパワースポットだというわけです。

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 なんかよくわかんないですが、動物の神様? も。


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 そうして神様の種類の豊富さに驚きつつ山門に戻ってくると、改めて三本杉の巨大な姿に圧倒されます。
 霊場としての強力さを体現しているかのようです。

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 この驚異の立ち姿。
 いくら広角でも、普通に構えていたのでは到底フレームに収めきれません。

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 どこか恐る恐るという感じ、自分が小さい存在であるという実感を味わいながら、できる限り近づいてみます。
 その昔、この三又になった部分には天狗が棲んでいて人々を脅かしていたとか、この杉の葉を焚くと気が狂うとか、恐ろしげな伝承もあったようです。
 神、仏、そして妖怪までもが出てくるという、まさに神秘の地。
 そのせいかどうか、この杉が三本の合体樹なのか、分かれて三又になったのかは、未だわかっていないそうです。

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 もう一回書きますが、とにかく恐ろしく樹高が高い。
 他の杉たちよりも明らかに抜き出ています。
 目眩を感じるようにして見上げていると、しばしば、ざわつく樹冠に怪しい気配も感じたかもしれません。

 樹としては、老樹という気配はせず。
 まだまだ育っていきそうな勢いすら感じます。
 
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 樹の根元にある解説文。

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 林野庁「森の巨人たち100選」にも選出されています。
 もうひとつの解説文のデータとは差異がありますが、調査は平成12年のもののことで、こちらの方が新しいように思います。
 ちなみに、茨城県からは唯一の選出だそうです。


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 その存在感ゆえか、通り過ぎざまに多くの人たちが手を合わせていきます。
 これも神様の一つ、まさに一柱、という感じがします。 


「入四間宿の五本杉」
茨城県日立市入四間町宿 御岩神社
樹齢:500年以上
樹種:スギ
樹高:50メートル
幹周:8.48メートル

>> 2017/03/12 22:10
先日宇宙から見たら~というの、TVでやってました。
こちらの神社さんの写真見て、何がすごいって謹賀新年感が全然しない。
天上天下唯一独尊ラオウ感がすごすぎて新年も何もかも関係なしですわ…。
>> 2017/03/13 21:28
さかしたさん>
御岩山、テレビでやってたんですか?!
ホヘー。
確かにね、お正月でしたけど、あんましいつもと変わりませんでしたね。
まあ、三が日とかではないんですけどね、他の神社もっと賑わってるだろ、漬物屋の屋台とか出てるだろ、と思うんですけどね。
御岩山も、いつかきっと登ってみたいです。

>> 2017/03/15 21:58
立派な山門、本殿までの杉林、そして本殿。
それだけでそこが特別な場所だということが伝わってきます。
三本杉を一旦通り過ぎてから参拝を終えて戻ってくるまでの間、
様々な感情が心の中に湧いてきそう。
杉の巨樹は、その太い幹周も魅力ですがなんといっても樹高。
ズドーンとどこまでも伸びていきそうな姿が堪りません。
この三本杉はもう広角レンズでさえもその姿を充分に収めることが出来ないレベルだなんて。
いやはや、こういう杉は本当にこの目でしっかり見ておきたいです。
伝説のたぐいも、この姿に引けをとらないくらいありそうですね。
杉の葉を焚くと気が狂うとか、恐ろしげな伝承はゾッとしますが(汗)。

さすが森の巨人、いいもの見させていただきました。
>> 2017/03/16 06:56
RYO-JIさん>
霊場という空気感は確かにありますね。
その空気がこの巨樹を培ったのだろうと納得してしまいます。
老いた感じがしない一方で、思わず拝んでしまうような存在感には、なおさらどう撮っていいかわからなくされてしまう(苦笑)。
日暮れてきてから一人で対峙したら、まさしく天狗に見下ろされているような気分になったかもしれません。
まさしく巨樹、まさしく霊場。
霊妙な空気を味わいに、また時々再訪しようと思います。








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スナップ経由の風景写真、巨樹探訪旅、無計画な遠出の紀行文。
スバル・フォレスターが来て、調子に乗っているようです。

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