2017/11/13//Mon.
西日本長距離車旅 福岡から下関へ
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K-1 / HD PENTAX-D FA 28-105mmF3.5-5.6ED DC WR

 明けたこの日。
 元気! 季節外れの熱帯夜のせいで窓を少し開けたままにせざるを得なかったのですが、害虫の侵入もヤンキーの襲撃も何もなく、体も辛くはなく。


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( もぞもぞと……おはようございます……本当に寝たままの視点ですねこの写真)

 きわめて適当に車内を片付け、前日に確保しておいたパンと牛乳等で朝ごはん、顔を洗い、そしてまた朝6時に行動開始です。
 車中泊の夜はいつだって長い……なんせ暗くてローエネルギーを強いられるので、できることが限られています。
 まあ、暗いゆえにそれなりに早く眠くもなるのですが、夜遅くまで活動せざるを得ない現代人にとって、これはある意味貴重な体験ができる場なのではなかろうか。
 キャンプ? キャンプはめんどくさいから……。

 明けきらない街を少し流して、またでかい楠に会いに行きました。
 実は、前日結構グタグタになりながらも、この楠にすぐアプローチできるように距離を詰めておいたのです。以後、日暮れ頃は次の日のために走っておくというのがお決まりのパターンになります。
 古代ロマンがその名からも感じられる「鈍土羅の楠」、そして偶然の縁で見に行けた「熊野速玉神社の大楠」。どちらもがっちりした逞しい大楠でした。

 この日の進行ノルマとしては、とにかく「本州に上陸」がキーワードなので、福岡市方面へ進路をとります。
 九州自動車道一発で福岡市さらには門司へと戻ることもできるのですが、それでは面白くない。
 旅が始まってから楠しか見ていないのですが、ここでさらに、たった一本で「森」と呼ばれる巨大楠があるという宇美八幡神社を訪ねることにしました。
 福岡県といえば太宰府天満宮にも大楠があって、世間様的にはそちらの方が有名でしょうが、今回はパス。その手前で高速を降りる形です。

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 宇美八幡宮。
 想像していたよりも街中の立地でしたが、30本以上もあるという楠が囲むように茂っており、その緑の中にポジティヴな気を充満させているかのような、とても素晴らしい神社でした。

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 いやはや、なんと言っても子安安産全力投球の神社です(笑)。
 歴史は古いんですが、赤ちゃん連れのご家族が多いからか境内には絶えず童謡が流れていたり、川柳などが掲げられていたりして……

「心配だ 娘の将来 顔パパ似」

 ……とかって(笑)。

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 これもイイ(笑)。
 こういうのを門に飾っちゃうような愛嬌もあります。
 来る人皆が子宝を望んでいたり、もしくはそれが授かってお礼参りに来ていたり、ニコニコとても嬉しそうで、境内に居るだけで元気になれるような明るさがありました。
 こういうところをパワースポットと呼ぶのでしょう。
 それに、目的の「湯蓋の森」、「衣掛の森」の二巨樹の物凄さ。この巨樹たちも驚愕するほど大きいのに、人を威圧したりせず、樹冠の下に訪れる人全員を抱えてくれるかのような大らかさを感じました。

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 これが応神天皇生誕の像なのかな。
 小安石と言って、宇美八幡宮で願をかけて石を借りて行くと、子宝に恵まれるそうな。
 無事安産叶ったなら、石に子の健やかな成長の願いを書いてここに戻すのだそうで、もう石だらけ。
 大きいのや小さいのや形も色も様々で、どうしてそれを選んだか、お父さんお母さんの願いが目に見えるようでとても面白いです。
 ただ……傾向的に、お子さんの名前、漢字難しくない??(笑)

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 奥に「湯蓋の森」が見えますが、このクラスの楠でも、ここでは取り巻き、もしくは若い衆、みたいなモンなんですよ、と。

 九州おそるべし、とにかくこの地では「巨樹」と書いて(くすのき)と読むようです。
 ど迫力! ……なのが写真で伝わるかどうか、困ってても仕方がないのでぶつかって行く感じ、もうこちらとしてはとにかく全力を尽くして撮るだけです。

 そんなこんなして、もう今日は巨樹(くすのき)はお腹いっぱいという状態になり、波佐見でお土産を買えなかったのもあるし、おしゃれな物産やグルメが待っているかしらと博多を目指したものの、大都会はご存知の通りです、我々のような旅する自動車には冷たく、渋滞に打ちのめされてぜんぶ頓挫、また脱兎のごとくアクセルを踏んで関門海峡を突破し、つまりは本州に戻ってきたぞ!

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 これが関門海峡を結ぶ関門橋! ウワー久しぶり本州!


(続く)
>> 2017/11/14 21:18
いいですね。僕はどちらかというと荘厳な神社よりも明るい神社の方が好きです。石に紛れてアヒルや謎の顔?が混じっているのが良い感じですね。

しかし、そういえば暑かったんですよね…
こう寒くなるとあの暑さは一体何だったんだろうという気になります。
>> 2017/11/15 09:24
to-fuさん>
信仰心があるのかないのかわからない自分ですが、寺社の存在感が日常にあるという感じはむしろ好ましいと思っています。
この宇美八幡のような楽しくて居心地のいい神社が身近にあればいいなあと思いました。
ほんと様々な子安石があって、うちの子は特別! と親全員が思ってるんだなあと。そりゃそうですけどね(笑)。

10月半ばなのに30度ってのは、いくら九州でも異常気象ですよね。
車中泊は暑くても死ぬし、寒くても死にます。








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狛です。
スナップ経由の風景写真、巨樹探訪旅、無計画な遠出の紀行文。
スバル・フォレスターが来て、調子に乗っているようです。

・巨樹探訪旅やってます。・
「巨樹を訪ねる」

・写真展(2013.2)・
「旅の、まだ途中」
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