2018/04/02//Mon.
西日本長距離車旅 高山市から南下してゆく
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K-1 / HD PENTAX-D FA 28-105mmF3.5-5.6ED DC WR
VANTRUE X1 / Drive Recorder

 高山市での夜が明けて。
 10月も半ばを過ぎた岐阜県は車中泊には寒いんじゃなかろうか……その懸念ほどは冷えた感じはなかったものの、やはり宿はいいですね。
 まさに寝るために存在している、このベッド……(読者のみなさまが時間の無駄だと感じる文章を書いてはいけない)。

 朝食、チェックアウトの後、明るい時間の高山市も少し歩いてみることにしました。
 黒っぽいトーンでまとめられた落ち着いた街並みが実にかっこいい。


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 うろうろしている間に観光客の方々が動き出す時間帯になり、土産物屋さんなども開店。
 旅も終盤になって来たし、ここいらでお土産を買っていきたいと思い立ちました。
 そうね、もうこれ以上買ったら寝るためのカーゴ容積がなくなるとか、心配しなくていいもんね。
 (有田焼のどんぶりばちと、みなさんからもらったお土産品は大切に特別扱い中)

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 「さるぼぼ」をたくさん買って行ったら、おそらく……。
 「雷鳥」に味がそっくりな「しらさぎ」というお菓子を試食している間にはまってしまい、購入する。
 飛騨のお土産および物産はとても豊かで、色々欲しくなったりして。
 パン牛乳ガソリン以外の買い物をしばらくしていなかったからかしら。

 おばさまたちが、
「あらやだ、これこれ、この飛騨牛カレーがねえとーっても美味しいのよ!」
「そうなの!」
「あたくしは3つ買おうかしら」
「あらやだ、だったらあたくしは4つ」
 とかやっていて、思いとどまるのが大変でした(どうやらホンモノらしく、高いやつだ)。

 でも、あの、何、すごい幅広のうどんの乾麺があって、あれは欲しかったなあ。
 和ろうそくもちょっと欲しくなった。
 買えばよかったなあ。

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 土産物袋をぶら下げながら街のスナップも多少撮りました。
 昭和の香りのする喫茶店も何軒かあり、そういうのに入ってみるのもいいなあと思う。
 思いつつ……ろくに観光をしない旅です。
 今日もじりじりと長距離走って巨樹方面では欲張ろうと思うので、そちらに時間を割く計画を練ってしまいました。

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 昨晩も渡った橋だ。
 今日はいい天気で気分がとてもいい。

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 鯉が並んでてかわいいや。
 ほのぼのとします。
 もう一度来たいし、来たなら2、3日のんびり滞在したいなとも思いました。

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 そんなこんなで、駐車場に戻って来ました。
 岐阜県、高山市も、何度も楽しめそう。
 ぜひまた来ようと思いました。

 ずっと走って来たフォレスターも、朝の光のもとで見ると、結構汚れている。
 雨の中、山道、どろんこもやったし、ホイールハウスに杉の枯葉がいっぱい詰まってて、ちょっとびっくり。
 この色って、意外と汚れが目立たなくていいかもね……。

 とか何とか言いつつ、改めて出発、エンジンをかけました。
 むしろ運転している方が常態といいますか、すごくあるべき姿に戻ったような感覚。

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 今日は、ずーっと広い岐阜県を南下していき、いくつか巨樹を訪ねながら、最終的には長野県入りします。
 街中を出るとすぐに勾配、登坂レーン、急カーブ、そして「けもの注意」は猪なのね。

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 しばらく走って、小坂町坂下というところに到着。
 「さかした」と書いて「さこれ」と読む難読地名。
 初見では200%読めないだろうから、カタカナで書いてあるものも。

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 ここにあるのはインパクト勝負な多頭樹「十二本ヒノキ」とのこと。
 しかし、自然豊かゆえに目印を二度も見落とす。

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 そうしてたどり着いたおヒノキ様。
 巨樹とはある意味では異形とイコールの存在。
 それを体現するような樹でした。
 林の中にあってはどれがどれということもないはずのヒノキが、これだけはこうなっている。
 なぜか? どんな物語があったのか?
 そして、これは何であるのか?
 それを想像するのはとても刺激に満ちたことです。
 ひと目見ただけで唯一無二とわかる、見に来られたことの幸福を感じさせてくれる巨樹でした。

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 おヒノキ様は神明神社の御神木とのことでしたが、神社本体は少し坂を下って行った通り沿いにありました。
 鳥居と狛犬の位置関係が直交なのね……。
 ここにも幹周5、6メートルほどのケヤキがありました。

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 元気ないい樹です。
 ケヤキでこのくらいというと、「普通に大きい樹」程度に見られて、別に驚かれはしない。
 すごい話だなあと思います。

 巨樹という存在には、いろいろと考えさせられます。
 他よりも大きいから大切にされるのか、大切にされたから大きくなれたのか。
 樹は環境を作るから後者の要素もあるでしょうが、どこかで特別な意識がそれを「個」の存在に定義しないと、またそれはそれで成り立たないはず。
 これまで見てきたどの樹についてもそれは当てはまると思う。
 そこを理解したいし、それがその地で今どう思われているのかを感じ取ってみたい。
 ただ樹のデカさに驚きたいとか、パワースポットだとか、それだけじゃないんだよな……。

 とは言え別に答えを探してるわけじゃなく……強いて言えば、人と樹と、理想的な関係の例をサンプリングしたいんでしょうね、僕は。
 そんなことを考えつつ、次のところへ向かいます。

(続く)








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